投資を始める前に、「もっとお金が貯まってから」「投資の知識が増えてから」と考えてはいませんか?
私もそう考え、自己投資やプロに任せた運用だけをしていました……。
ただ、実際に始めてみたら、投資を始めること自体が最も重要で、実際に投資を始めることで得られる学びや経験は何にも代えがたいものでした。
今回の記事では、私が実際に投資を始めてみて、学んできたこととの違いを痛感した話をお伝えします。

勇気をもって投資を始めるきっかけになれたらうれしいです。
投資を始めることが大切
いくら知識を増やしても、肌感覚で感じてみないと生きた学びは得られませんでした。
投資を始めることは、未来の資産形成のための重要な第一歩です。
投資をすることで、お金をただ預貯金などで貯めるだけでなく、資産を増やすことができるでしょう。
始めたての、投資口座運用1日目の恥ずかしい話を例としてお伝えします。
投資口座運用1日目のドタバタ
ファイナンシャルプランナーの資格を取って5年以上経ち、その後も本や講演などで積極的に投資知識を更新していました。
知識としては、十分に知っていたはずです。
なので、たしか一粒万倍日の日に、投資を始めようと決意していました。
一粒万倍日:「一粒の種がたくさんの実をつける」ように、その日に始めたことは上手くいくと言われる吉日。1年に何度もある。
証券会社のNISA口座もやっと準備ができて、「よし、いざ!」と目をつけていた株を買おうと証券会社のホームページで検索をかけます。

口座の開設には数ヵ月かかることもあるので、実際に購入するまでに結構かかりました……。
証券会社で買える最低単位が違う
「買うならこの株から!」と思っていた企業は検索してすぐ出てきました。
「1株から株主優待を受けられる」と紹介され、優待も魅力的に感じていた企業です。
ただ、私がサイトが見やすいからとお世話になっている楽天証券では、単元株扱いでした。
単元株、つまり100株1単元が最低単位で、1株から持つことができない株です。

株主優待って最低単位でももらえるところがうれしいのに!
100株ってことは、だいぶ話が変わる!
当たり前ですが、「100株からしか買えない=1株の100倍の値段が必要」になったため、初手でずっこけたような気持ちでした。
単元未満株は、SBI証券などで充実しています。
新NISA口座は1つしか持てませんが、証券会社の口座自体は複数持っていてもいいかもしれません。
取引時間が案外短い

気持ちを落ち着けよう……
そう考えて、いったん別のことをしていました。午後2時半ごろふと気づきます。
「今日の取引時間、もうすぐ終わるんじゃない?」
たとえば、楽天証券の市場取引時間は次のようです。

時間外だと翌営業日に回されます。
優待株が買いたい、つまり日本企業の株を買いたい私からすると、東証の時間を見るのが手っ取り早いです。
平日の9時から11時半、12時半から15時
早く買わなければ!
と、第一希望にはいったん目をつむって別のものを調べてみることにしました。
そして、14時55分、「とりあえず、買おう!」と買い注文をかけていきます。
金曜日の15時過ぎ、やりきった気持ちでホッと一息ついて、驚きました。
たった5分で、損している
最初の日に最後の5分で買えたのは、一応吟味したうえで3企業。
5分間で、最初に買った株が500円損していました。

やっ、てしまった……
後悔のような気持ちがぐるぐるした週末でした。
「買わなければ、損しなくて済んだんじゃないか?」
と落ち込みながら迎えた週明け、証券会社の保有株一覧を二度見しました。

1,000円増えてる!
5分で500円減っていた株を含め、全体で1,000円増えていました。
1日の間でも激しく動く株価
週明けの9時を待っていたかのように買い注文や売り注文が行われたからでしょう。
ぐんと下がる株もあれば、急上昇する株もあります。
10時ごろいったん落ち着いて、11時をすぎると午前中の終わりに向けてまた変わり、ジグザグしながら15時ごろ激しい動きをして終わっていました。
激しく乱高下するジグザグな線を見て、1つの確信をします。

5分で500円の損は、誤差だった!
始めたての日、大した動きはできていませんが、教訓として以下のことを感じられました。
ドタバタから得た教訓
リスク許容度は思ったより低い
「私は知識も増やしてきたし、損へ敏感でもないはず!」
と思い込んでいました。
投資を始めたてのうちは、少額の投資でも市場の動きに一喜一憂してしまう人が多いそうです。
初めての損失は動揺するかもしれませんが、重要な学びの機会となります。
実際に投資をしてみることで、市場の動きに対する自分の反応や自分のリスク許容度を感じ、次回の投資に活かせるはずです。

よく考えたら、預貯金などで5分で500円損することってほとんどないですからね。
新しい経験だったからかすごく焦りました!
また、しばらく投資を続けてみて、以下の3つのことも体感しました。
後から「買っておけば」と嘆かなくていい
結構多いそうです、「あの時、投資しておけばよかった」と後悔する人。
市場が右肩上がりなときに乗り遅れると、どんどん上がる株価のグラフを見て後悔することになります。
早めに投資を始めることで、そんな後悔は避けやすくなるでしょう。
たとえば、数年前に有名なテクノロジー企業の株を購入していたら、現在の資産は大きく増えていたかもしれません。
投資を始めてコツコツ続けることで、後悔少なめに将来の資産形成に役立てることができるでしょう。

人は「やった後悔」より「やればよかった」「やっていない」後悔を長く引きずってしまうそうです。
下手すると亡くなる直前に「○○しておけばよかった」と悔いてしまう人もいる、と外国の医療の話で聞きました。もったいないですよね。
プレイヤーとして参加している高揚感
実際に投資を始めてみると、傍観者ではなく「プレイヤーとして市場に参加している!」と高揚感を味わうことができました。
自分の資産が市場の動きに合わせて増えたり減ったりする体験をしながら、戦略を考えたり、決断を下したりするのは結構ワクワクします。
また、市場のニュースや投資先などの企業の動向を追い、知識を深めることで、より自信を持って投資を続けていけるでしょう。

今後も買っていきたい商品を売っている企業を、株を買う形でも応援できてうれしいです
株価を気にしすぎても仕方ない
持っている株が「保有株一覧」で確認できますし、購入したときからや前日からの値段の変化もはっきり示されています。
「前日比マイナス1万円」になっている株があると、私も動揺を隠せません……。
ただ、短期間で取引を繰り返すわけでないなら、どっしり構えていて大丈夫です。

デイトレーダーみたいに短期間で株の売買してお金を増やそうとすると、99%の人が損して散っていくそうです……狭き門ですね……
みんな成功しやすい方法は、「長期間」「コツコツ分散」での投資ですし、今すぐ持っている株を売るわけでもありませんからね。
終わりに
投資を始めることをためらう気持ちもわかります。
なので、実際に投資を始めたての日のドタバタをお伝えしました。
- 少額の損失でも驚くほど、リスク許容度は意外に低いこと
- 後悔しないためにとりあえず始めてみること
- プレイヤーとして市場に参加する高揚感を味わえること
始めてみて、体感して得られることも、あなたの人生で大きな意味を持つはずです。
投資を始める勇気を持ち、一歩踏み出してみましょう。
初めは少額でも構いません。重要なのは、実際に投資を始めることです。
はじめの一歩目が、あなたの未来の資産形成に大きな違いをもたらすでしょう。
さあ、今日から投資の世界に踏み出してみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました!


コメント